僕とLarriveeの出会いは1979年の冬。中山道、西武デパート(今はドンキとかパチンコ店が入る雑居ビルになっています)の斜向かいに「ニコニコ堂」なる楽器店があったのです。店長のSさんが、「よっちゃん、すごいのが入ったよ。カナダのラルビー(最初はラルビーと呼ばれてた)おじさんとウェンディーさんの芸術的なギター、ちょっと見てよ!」わー!すごく綺麗!一目見ただけで、衝撃と物欲が走ったのは、お察しのとおり。この頃はプータローだったから、お金がなくて・・・(あっ、今でも無い)S店長に極限のあいそを振りまいて、腕につかまり、ゴロゴロしながら分割払いのお願いをしちゃいました。バレンタインの季節だったから、メリーチョコレートの販売員のアルバイトをして2括で買いました。(きれいなお姉さんにチョコレート売りまくり。)
当時YAMAHAのL-52って言う真黒なカスタムギターを持っていたけど、それからというものは、どこで演奏するのも、Larriveeオンリーになっちゃいましたからね。ルックスも音も抜群でした。
Larriveeはカナダの材木商で、貴重な材と良質な材をたくさんストックしているらしい。個人的にキラキラしたギターが大好きなので、Larriveeギターは、トラトラのメイプル、コア材のギターを買いました。ハカランダも生涯1本は持ちたいけど、材の高騰で7桁の金額のギターがざらですから・・・いつかは一本所有したいですね。
さて、現在所有しているLarriveeギターは90年代に製作されたC-10とLV-10、前述のとおりメイプルとコアのトラトラ。インレイはDragonとMucha Ladyアバロンがとても素敵に輝いています。
やはり、ナット・サドル・ブリッジピンは象牙、ペグボタンもカスタマイズ。
Larrivee C-10Mを使用したLIVE映像です
浦和コムナーレ多目的ホール:2010.5.10 よしはる&ZZ-POPオーケストラ 「東京2010」
東京2010 : 作詞作曲 よしはる
1.ビルとビルとの間にわずかな自然があるという
君はそんな町に期待と夢を膨らませて
僕の好きなこの町を 自分一人でやってゆけると
胸を張って出て行ったじゃないか
なのに今日届いた手紙には 負け犬になって暮らしていると
東京は東京は 重なる街のシルエット
色塗られた少しの隙間じゃ 夕焼けは見られない
2.大人も子供も汚れた人波に流れ流されて
同じことの繰り返しなのに 何度も躓いて
君は街に負けたというのか 都会の暮らしに負けたというのか
人の心に負けたということなのかい
だから今日届いた手紙に 夕焼けが見たいと書いてあったのかい
東京は東京は 交差する点と線と
彩りが多すぎて 夕焼けは見られない
東京は東京は 東京は東京は
夢破れて涙の瞳じゃ 夕焼けは見られない
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